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会計マガジン

【田村ブログvol.15】経営計画の作成手順⑧

Vol.7から経営計画の作成手順を説明しています。
① 経営理念作成→②vision作成→③内部分析→④外部分析→⑤課題の整理
→⑥中長期経営計画→⑦単年度計画→⑧指導設計→⑨推進支援→⑩モニタリング

前回は「⑦単年度計画」でした。
今回は経営計画の作成手順の最終回です。
「⑧指導設計」「⑨推進支援」「⑩モニタリング」の工程3つ見ます。
計画を一生懸命作成したけれど、その計画がどこかにいってしまった。
普段の業務に忙殺されて、それどころじゃなくなった。
そうならないための伴走者としての役割についてです。計画を一緒に作成して終わりではありません。
目標を達成するために、その道中も共に走らさせて頂きます。

 

【指導構想】
経営計画はあくまでも「仮説」です。仮説を立てて(経営計画を作成して)終了ではありません。
仮説を立てた後にすることは、ズバリ「検証」です。
考えが及ばなかったことによるズレや、実行できなかったことによるズレ、
実行したけれど実行レベルが低いために生じたズレ、環境の変化によるズレ等が生じることは当たり前に出てきます。
そのズレに対し、どのように対処していくか、頭で考えて、行動に移していくことが必要です。
そして次回、立てる仮説には、今回のズレが生じた原因を考慮する必要があります。
これを繰り返すことで仮説の精度が上がり、仮説を立てる視野の範囲も広がります。
また仮説を立てる期間を延ばしていくことも出来ます。

 

【推進支援】
経営計画の達成のために大事なことは最重要テーマの推進です。
あれもこれも出来れば良いのですが、一番疎かにしてはいけないのは最重要テーマの着実な推進です。
お客様がぶれないように、ぶれそうになった際に方向調整を出来るように伴走します。
施策を見直し、当初、立てた目標に向かって、経営管理サイクルの計画後の実施、見直しを行います。
いわゆるPDCAを回していきます。

 

【モニタリング】
モニタリングの目的は経営計画の目標を達成することです。
その為に、改善活動をしてもらうことが必須です。改善活動のハードルとなること、諸問題を議論し、解決し、道筋を立てること。
新たな課題を発見することを継続して行います。

 

計画を立てた後の⑧~⑩が非常に大事です。
せっかく立てた計画も放ったらかされれば達成されることはありません。計画を立てた後は、共に走り出しましょう。

財務部 田村

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