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会計マガジン

【田村ブログvol.12】経営計画の作成手順⑤

Vol.7から経営計画の作成手順を説明しています。

① 経営理念作成→②vision作成→③内部分析→④外部分析→⑤課題の整理
→⑥中長期経営計画→⑦単年度計画→⑧指導設計→⑨推進支援→⑩モニタリング

前回は「④外部分析」でした。今回は「⑤課題整理」です。

前回まで会社の内部と外部に関しての分析を行いました。
会社にはたくさんの取り組むべき課題があります。
あれもこれも手を付けられれば良いのですが、時間的にも資金的にも人的にも、
すべての課題に取り組むことは出来ません。
会社にとって何が重要な課題かを特定することが重要です。

 

重要な課題を特定することを私たちは課題整理と呼びます。

Aという課題、Bという課題、Cという課題があり、Aという課題をクリアすれば、BもCも解決する。
このようなものが重要課題です。
重要課題を絞り、限られた経営支援を集中投下することが重要です。
課題整理の実務では「緊急度×重要度」のマトリクスで課題間の因果関係を考えることが多いです。

 

また課題の整理と併せてSWOT分析も行います。
SWOT分析とは企業の内部環境を強み(S)と弱み(W)に分けて考察し、
外部環境を機会(O)と脅威(T)に分けて考察することで、
総合的に成功確率の高い経営戦略を描こうとする手法です。

SWOT分析により目標を考察した後、それが実行可能か、実現可能かを考察します。
この工程を疎かにしてしまえばいわゆる絵に描いた餅になりかねません。
目標達成が不可能であれば、目標を練り直し、再度SWOT分析を行います。
目標を見直し、課題の見直しを行い、修正・確定を行います。

 

御社にとって、その一点が全体に波及するような重要課題は特定出来ていますでしょうか。
その課題を解決する方法は明確でしょうか。
その解決方法は実行可能でしょうか。
この工程では課題の整理と解決策を具体的に立案していきます。

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