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【田村ブログvol.6】経営計画のメリット

本日は「経営計画を作成するメリット」についてです。
メリットは山ほどあります。
思いつくだけで100個はあります。

今回は記載するボリューム的にたったの2コだけ記載します。

①  経営者自身の考えがまとまる
経営計画は経営者のありたい姿を実現するためのものです。
そのため、私たちは経営者の思いをたくさん聞かせて頂きます。
その上で、客観的な問題点がどこにあるか、何を達成したら良いかということを念頭に置きながらヒアリングをさせて頂きます。
経営者の方が語って下さったことを明文化していくことで、経営者の方の考えが徐々に明らかになっていきます。

経営計画を作成する手順では、まず初めに経営理念の作成を行います。
経営理念とは企業の目的・目標、存在意義です。
顧客・社員・取引先・株主・社会貢献といった様々な角度から複眼的に会社の存在意義を考えます。
続いて、visionの作成、財務分析、内部分析、外部分析を実施し、問題点や課題、その会社の強み・弱みが把握していきます。
これまで行ったことがない分析や調査等により、これまで気が付かなかったことが理解出来、
あやふやだった企業像、その企業のカタチというものが浮き彫りになってきます。
また、中長期経営計画(5年計画)により1年計画では気が付かなった問題点や、
単年度計画(1年計画)を作成することで、5年計画では気が付かなかった細かいことが把握出来、
長期的視点を持ちながら期限を細分化し、今のステージで何をすればよいか、何をしなくて良いか、
何に集中すればよいかが明確になります。
そのため、これまでと同じエネルギーしかなくても、どこにエネルギーを注入すれば良いかが理解出来、無駄なエネルギー放出がなくなります。

 

② 経営者幹部にも、経営者の考えが明示できる。
経営者の頭の中にだけあった経営理念やvision、目標や計画が文章や数値によって具現化され、
見える化されるため、他者と共有出来るようになります。
他者と共有できることで、各々が自分たちは何をしたら良いか、何をしたら達成できるか、
協力体制が出来、全社一丸となって達成に向けての動きが出来るようになります。
また、経営者の頭の中にだけあれば、いくらでもごまかすことが出来ます。
頭の中にだけあった目標は達成出来ずに最初からなかったことにしてみたり、また、忘れてしまったりすることもあります。
目標を達成できない理由の1位は目標を忘れてしまっていたからというデータもあるようです。
見える化することで目標を全員で共有し、責任感を持ち、達成に向けての行動をせざるを得ない状況が作れます。

 

経営計画を作成するメリットはまだまだ書き足りませんが、また機会を見つけて書かせて頂きます。

 

財務部 田村

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