「free」の便利さと担当の人柄が決め手。
私たちは、同じ住宅メーカーの設計担当と工務担当として出会いました。それぞれいつか独立したいという気持ちはあったのですが、一人では不安も大きくて。いつの頃からか、自分たちが理想とする家づくりについて語り合うようになり、その情熱がやがて、二人で足りないものを補い合えば、施主様、職人さん、そして自分たち、皆にとっていい家が必ずつくれるという確信へと変わり、会社を立ち上げるに至りました。
中山会計さんは、融資先銀行が開催したクラウド型会計ソフト「freee」(*)のセミナーで知りました。小嶋常務の講演内容がとても面白かったことが印象に残り、後日話を聞きに行ったところ、何でも相談しやすい雰囲気だったので、会計業務をお願いすることにしました。「freee」は、画面に従って数字を打ち込むだけで簡単に操作できますし、担当の田村さんは温厚な人柄で気兼ねなく何でも質問できるので、とても助かっています。当初、会計担当の社員を募集することも検討していたことを思うと、相当な負担軽減ができました。
ふたりで、住宅業界の常識を変えていきたい。
当社が手掛けるのは、気密性や断熱性に優れた高性能住宅。しかし、高性能住宅は、快適で耐久年数は長いけれど、窓がないなどデザインに妥協が必要だとか、価格が高くて本当に住宅を求めている若い世代には手が出ないといったことが当たり前とされているのが現状です。また、家づくりを担う職人さんたちも利益追求のあおりを受けて工賃を低く抑えられ、後継者不足が深刻になっています。私たちがめざすのは、こういった事態を生んでいる住まいに関する意識や常識を変えていくこと。そのためにも、会社の代表である前に一人の設計、工務担当者として、施主様と一緒にワクワクしながら家づくりに臨むこと。そして、培ってきた知識と経験をすべてつぎ込んで、施主様が長く快適にすごせる、スタイリッシュでコストパフォーマンスのよい家を、職人さんと共に一軒一軒丁寧につくることをこれからもずっと貫いていきます。
社名であるHANDS STYLEの「HANDS」は、私たちの頭文字(廣澤の「H」+「AND」+坂上の「S」)に、ひとつひとつ丁寧に「手作り(by HAND)」する意味を重ねたダブルミーニングです。そしてスタイルという言葉には、設計デザイン、施工方法のみならず、何にでも柔軟に挑戦していこうという私たちの仕事観や人生観も含んでいます。今後は、住宅を軸に家具の製作などお客様に喜ばれる仕事も楽しみながら増やしていくつもりです。
HANDS STYLE株式会社
2016年1月設立。経済産業省が普及に向けた取り組みを行っているネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の知識と技術を生かし、高い性能と優れたデザイン性を兼ね備えた住宅づくりを行う。理想の暮らしや趣味など幅広く綿密なヒアリングを行い、設計から施工までの全工程で施主様の末永い快適を追求する姿勢と、完成した住宅に対する満足度の高さから評判が口コミで広がり、施工待ちもでるほどの成長を遂げている。
(*)クラウド会計ソフトfreee https://www.freee.co.jp/
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