前回は、「経営計画を作成するメリット」を記載しました。
その中で経営計画を作成する手順について少し触れさせて頂きました。
今回はその手順に関して、もう少し詳しく見ていきましょう。
経営計画と聞くと、5年後までの損益計算書を作成して終わりと考えられている方が多くいらっしゃいます。
実際は、そうではなく、手順、セオリーというものがあります。セオリーは次の通り大きく10段階に分かれます。
① 経営理念作成→②vision作成→③内部分析→④外部分析→⑤課題の整理
→⑥中長期経営計画→⑦単年度計画→⑧指導設計→⑨推進支援→⑩モニタリング
多くの方は経営計画作成を⑥中長期経営計画と⑦単年度計画の部分のことだと認識しています。
しかし、当社で推進している経営計画はその前工程と後工程があります。
⑥⑦の工程だけでは、ただ数字を作るだけで、絵に描いた餅になります。
ブログVol3、Vol4で書いた死んだ数字となります。
そうではなく活きた数字にすべく、①から順序だって経営計画を策定していきます。
次回、以降は1つ1つの工程に関して見ていきます。
財務部 田村